2026.07.04

高校球児のほとんどが手を挙げた「爪割れの不安」|千葉県の強豪校で爪講座

  1. 爪の悩みは、選手の中で見えにくいまま抱えられている

先日、千葉県内の高校野球部へ単発で訪問し、1年生を対象に爪の講座を行いました。

こちらの学校は、以前からご縁をいただいている学校です。
今回は「爪割れやマメで困っている選手を見てほしい」「新1年生にも爪の講座をしてほしい」とご依頼をいただき、訪問しました。

最初に向かったのは、選手たちの寮です。
食堂に1年生が集まり、爪の長さ、切り方、整え方、日常のケアについてお話ししました。

講座の中で、選手たちにこう質問しました。

「今まで爪が割れたことがある人。
または、爪が割れそうで不安になりながら練習したことがある人はいますか?」

すると、集まった選手のほとんどが手を挙げました。

野球をしている選手にとって、爪割れは決して珍しい悩みではありません。
ただ、その悩みを誰かに相談したり、正しい扱い方を教わったりする機会は、まだ多くないのが現状です。

爪は「ただ伸びたら切るもの」ではありません

多くの選手は、肩や肘に違和感があれば気にします。
痛みがあれば、マッサージをしたり、温めたり、トレーナーや先生に相談したりします。

それは、肩や肘の状態が投球や送球に関係すると知っているからです。

一方で、爪はどうでしょうか。

爪が割れていても、深爪をしていても、欠けた部分を手でむしってしまっても、「爪だから仕方ない」と思われがちです。

しかし、爪には指先にかかる力を支える役割があります。

ボールを握る。
投げる。
指先で押し出す。

その時、爪という板が指先を支えています。

爪が指先まで届いていなかったり、途中で欠けていたりすると、指先にかかる力が抜けやすくなることがあります。
その結果、本人はフォームや肩の問題だと思っていても、実は爪の状態が影響している場合もあります。

もちろん、爪だけで全てが変わるわけではありません。
ただ、爪が指先の感覚や力の入り方に関わることは、野球をする選手に知っておいてほしい大切な視点です。

まずは、自分の爪に興味を持つこと

今回の講座で大切にしたのは、選手自身が自分の爪に興味を持つことです。

爪は、誰かに言われないと意識しにくい部分です。
でも、割れてから慌てるのではなく、日頃から長さや形、乾燥、欠け方を見ておくことで、防げるトラブルもあります。

講座では、爪の正しい長さ、切り方、やすりの使い方、保湿の大切さを伝えました。

深爪になりすぎていないか。
爪先がギザギザしていないか。
手でむしっていないか。
乾燥したまま放置していないか。

こうした小さな習慣が、爪の状態に関わります。

最初は半信半疑でも構いません。
まずは一度、自分の爪を見直してみる。
試してみて、自分に合うかを感じてみる。

爪のケアは、特別なことではありません。
しかし、誰にも教わらないまま自己流で続けている選手が多いからこそ、正しい知識を知ることが大切です。

保護者や指導者の方にも知ってほしいこと

選手が「爪が割れた」「投げる時に指先が不安」と言った時、それは小さなことに見えるかもしれません。

しかし、本人にとっては練習や試合への不安につながっている場合があります。

日々の長さ、切り方、やすりの使い方、保湿を知ることで、防げるトラブルもあります。

爪は、ただ伸びたら切るだけのものではありません。
競技をする選手にとって、指先を支える大切な部分です。

爪割れ、深爪、指先の不安などで練習や試合に不安がある場合は、一度ご相談ください。
学校・チーム単位での講座、個別相談、単発訪問にも対応しています。

#爪が割れた