野球選手の爪割れ・マメ相談|高校球児に伝えた「自分で守る爪管理」
- 講座の後は、爪に悩む選手の個別相談へ
先日、千葉県内の高校野球部へ単発で訪問しました。
前半は1年生に向けて爪の講座を行い、その後はグラウンドへ移動して、2年生・3年生の個別相談を行いました。

今回相談を受けたのは、マメで悩んでいる選手、爪割れで悩んでいる選手、大きく爪が割れてしまった選手です。
同じ「爪の悩み」でも、状態は一人ひとり違います。
爪の長さ、欠け方、乾燥の状態、道具の使い方、日頃の扱い方。
どこに原因がありそうか、何を変えた方がよいかは、実際に見てみないと分からないことも多くあります。
そのため、個別相談では一人ずつ状態を確認しながら進めました。
マメや爪割れは、自己流で悪化させてしまうこともある
最初に見たのは、マメで悩んでいる選手でした。

練習量が増えるなど、手や指先に負担がかかる場面が多くあります。
マメも爪割れも、選手にとってはよくある悩みです。
ただし、よくあるからといって、自己流で処理してよいとは限りません。
爪が欠けた部分を手でむしる。
割れた爪を無理に短く切る。
引っかかる部分をそのままにする。
痛みがあるのに我慢して練習を続ける。
こうした対応を続けると、状態によってはさらに引っかかりやすくなったり、深爪になったり、練習中の不安につながることがあります。
大切なのは、選手自身がやり方を覚えること
次に、爪割れで悩んでいる選手を見ました。

爪の状態を確認しながら、やすりの使い方や、日頃のケア方法を伝えました。
爪は切るだけではなく、引っかかりを残さないように整えることも大切です。
特に野球選手の場合、少しの引っかかりが気になったり、投げる時の不安につながったりします。
そして、最後に見た選手は、大きく爪が割れている状態でした。
このような時、私がその場で処理をするだけなら早く終わります。
しかし、それでは次に同じことが起きた時、選手自身が困ってしまいます。
試合中。
遠征先。
移動中。
すぐに専門家がそばにいない場面は、いくらでもあります。
だからこそ、私はできるだけ「選手自身が自分で対応できるようになること」を大切にしています。
本人に、時間をかけて自分でやってみるか確認しました。
すると「自分でやる」と言ったため、一緒に確認しながら進めました。

時間はかかります。
でも、自分でできるようになることには意味があります。
その場で整えるだけではなく、次に困らないために
個別相談では、こちらが一方的に処置をして終わりにすることはできるだけ避けています。
もちろん、状態によっては専門的な対応が必要な場合もあります。
ただ、選手自身が何も分からないままだと、また同じことが起きた時に不安になります。
どこを触ってはいけないのか。
どこをやすりで整えるのか。
どのくらい短くしすぎると危ないのか。
保湿はなぜ必要なのか。
割れた時に、まず何を確認すればよいのか。
こうしたことを知っておくだけでも、選手の安心感は変わります。
爪のケアは、難しいことをするためのものではありません。
まずは、自分の爪を見て、状態を知ること。
そして、自己流で無理に処理しないこと。
この基本を知っておくことが大切です。
爪の悩みは、早めに見れば選択肢が増える
この日は、最後の選手の個別相談が終わる頃には外が暗くなり、ちょうど練習が終わる時間になっていました。
1人ひとりの爪を見ると、どうしても時間がかかることがあります。
それは、爪の状態も、悩み方も、選手によって違うからです。

全員に同じ説明をするだけでは足りません。
その選手の爪を見て、その選手が自分でできる方法を伝えることが必要です。
保護者の方、先生、監督、指導者の方には、選手の爪の悩みを小さく見すぎないでほしいと思っています。
「爪が割れた」
「投げる時に指先が不安」
「マメが気になる」
「足の爪が痛い」
こうした言葉が出た時は、我慢させる前に一度状態を確認することが大切です。
爪は小さな部分ですが、競技をする選手にとっては、指先を支える大切な部分です。
やすりの使い方については、以下の別記事でも詳しく解説しています。



爪割れ、マメ、深爪、足爪の痛みなどで、練習や試合に不安がある選手は、一度ご相談ください。
学校・チーム単位での講座、個別相談、単発訪問にも対応しています。