第1回:爪切りの裏ヤスリが爪を壊す?プロが教える「道具選び」の正解
「爪がよく割れる」「二枚爪になりやすい」……
その原因、実は「道具選び」にあるかもしれません。
ほとんどの方は爪を切るときに爪切りを使っていますが、多くの方がついついやってしまっている「NG習慣」があります。それは、爪切りの裏についている金属ヤスリで仕上げることです。
1. 爪切りの裏は「大根おろし」と同じ!?
爪切りの裏ヤスリは、目が粗いものが多く、プロの目から見ると非常に荒くガリガリした状態です。
例えるなら、大切な爪を「大根おろし器」で削っているようなもの。
一見きれいに仕上がったように見えても、先端に目に見えない細かい引っかかり(ギザギザ)が残ると、そこから亀裂が入ったり、層がめくれて「二枚爪」につながりやすくなります。
2. プロが勧める「240」の法則
では、何を使えばいいのか。
手の地爪を整えるなら、基準は「240グリッド」のヤスリです。
お店(100円ショップやドンキホーテなど)でヤスリを買うときは、以下の2つをセットで準備してください。
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240グリッドのヤスリ
触ると「サラサラ」していて、赤ちゃんの肌に触れても痛くないほど滑らかです。もし240が見つからない場合は、240以上(数字が大きいほど細かい)を選んでください。 -
280グリッドのスポンジバッファー
厚みのあるスポンジ状のヤスリです。最後に角をやさしく丸めて、引っかかりを消す仕上げ用です。この仕上げが「割れにくさ」を作ります。
3. 「サラサラ」だからこそ守れる爪がある
「そんなにサラサラで削れるの?」と思うかもしれませんが、地爪にはこの優しさがベストです。
爪は層になっているので、荒い道具でガリガリ削ると層がめくれやすくなります。
280グリッドで整えると、層を壊しにくく、先端がなめらかに揃います。
爪は層が重なってできています。この層を壊さず、滑らかに整えることが「割れづらい爪」を作る近道です。まずは、あなたの使っている爪切りとヤスリをチェックしてみてください。
次回予告
道具が揃ったら、次は「姿勢」です。
多くの人が間違っている「爪を切る時の手の向き」。これを知るだけで、左右ガタガタの爪から卒業できます。お楽しみに。
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