強豪校への初訪問。代表ピッチャー3名に伝えた「競技を支える爪」の話
先日、新たな強豪校へ初めて訪問しました。
初訪問の学校は、毎回流れが異なります。
まず担当の先生に無料体験の内容や、なぜ爪サポートが必要なのかをご説明し、実施するかどうかをご判断いただく学校もあれば、到着した時点で選手が集められていて、そのまま無料体験が始まる学校もあります。
そのため私は、どのような流れにも対応できるよう、資料だけでなく、内容や進め方まで事前に準備して伺っています。
今回の訪問では、グラウンド到着後すぐに個室へ案内され、担当の先生はそのままグラウンドへ戻られました。
その後、代表のピッチャー3名が部屋に入り、その3名に向けてミニ講座と個別相談を行う形でスタートしました。

今回お伝えしたのは、爪の働き、やすりと爪切りの使い分け、爪の3層構造、保湿、マッサージについてです。
その後は、1人ずつ状態を確認しながら個別に相談を行い、3名全員にプロテクターも装着しました。
装着後の感想は3名とも良好で、「教えてほしい」という前向きな反応がありました。
実際に体験してもらうことで、爪はプレーを支える土台の一つであることが伝わったと感じています。
選手の中には、ご家族がネイルの仕事をされている方もいました。
ただ、競技の現場で求められるのは、美容としての爪ではなく、投げる、握る、支えるための爪です。
だからこそ、スポーツの動きや指先の使い方を前提にした専門的な視点が必要になります。
3人との時間は、爪の知識、面談、質問への回答を含めて約2時間に及び、内容の濃い時間となりました。
今回あらためて感じたのは、選手自身が「知りたい」「できるようになりたい」と思ってくれていることの大きさです。
爪は、トラブルが起きてから慌てて対処するよりも、日頃から正しい知識を持ち、小さな変化に自分で気づき、自分で処理できることが大切です。
私の役割は、その場で爪を整えて終わることではありません。
選手自身が指先の異変に気づき、自分で整え、自分で守れる状態をつくることです。
訪問終了後は、選手の皆さんと一緒に送迎バスで駅まで送っていただきました。

これからも、選手自身が自分の爪を守り、整え、必要なときに自分で対応できる力を身につけられるよう、現場に合わせた形でサポートを続けていきます。
スポーツ爪護アドバイザー 髙橋まり子