【定期訪問の意味】知識で終わらせない「正しい整え方」を習慣と技術に落とし込む
先日、とある高校硬式野球部への定期訪問に行ってきました。
今回はインフルエンザ等の影響で欠席者もいましたが、参加した選手たちとは、これまで以上に深く濃い時間を過ごすことができました。
「1日5回」の目標がもたらした意識の変化
前回の訪問時、必要な選手たちにネイルオイルを小分けにして渡し、「1日5回のケア」を目標に掲げました。
正直、多忙な高校球児にとっては高いハードルだと思っていましたが、ふたを開けてみると選手全員が継続。回数は2〜3回という子が多かったものの、「爪の周りが明らかに良くなった」と、選手自身が変化を実感し、喜びを報告してくれました。
知識を「技術」に変える直接指導
もともと足爪にトラブルを抱えていた選手には毎回、爪の形を整えるための指導を行ってきました。

今回はようやく、爪を伸ばして形を整える「実践」までたどり着くことができました。
その場で「正しいカットライン」を目印として描き込み、本人に整えてもらいました。
足の爪:まっすぐ切る(スクエアオフ)が鉄則。
手の爪:指の形に沿った形に整える。
「なぜこの形にするのか」という理由を伝えながら一緒に手を動かすことで、選手は自分の武器である指先を守る術を学んでいきます。
待つのではなく、歩み寄ることの大切さ
面談の最後、教室に入ってきた他の選手たちに「爪、大丈夫?」と何気なく声をかけました。すると、自ら相談に来なかった選手からも「実は……」と、深い悩みや質問が次々と溢れ出してきたのです。

選手たちは、自分の爪について「相談していいのか」と思い、躊躇していました。
このパターンはどの学校でも頻繁に見かけます。違和感があっても「これが普通」と思い込み、相談に来なかったと言います。
専門家としてこちらから歩み寄り、声をかけることで救えるパフォーマンスがある。
現場で得たこの確信を、今後の活動に強く活かしていきます。