2025.02.16

サッカープレーヤーの爪ケア・痛みの原因とプレーに与える影響

主に足でボールを扱うサッカープレーヤーにとって、爪はプレーのパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があり、膝やふくらはぎなどと同様に、日常的なケアが必要な部位です。

もし爪の手入れを怠った場合、プレー中の痛みや怪我のリスクが高まり、結果として競技力の低下を招いてしまうかもしれません。

以下ではサッカープレーヤーが直面する爪のトラブルとその対策について、解説していきます。

 

サッカープレーヤーの爪ケア 痛みの原因と弊害

サッカープレーヤーの「爪」がパフォーマンスに与えるマイナスの影響は以下のようなものがあります。

キック力の低下
スピードの減速
バランスの崩れ
集中力の低下

 

– キック力の低下

    – 爪の痛みによってボールを蹴る際に十分に踏み込みができず、シュートやパスの精度が落ちる

– スプリント能力の低下

    – 爪の痛みによって走り方が変化し、スプリント回数が減ったりダッシュ力が落ちたりなど本来の走力が出ない

– バランスの崩れ

    – 足指で地面を掴むような動作が制限され、急な方向転換や細かいステップワークが困難になる

– 集中力の低下

    – 常に痛みを意識することで、プレーに対する集中力が散漫になってしまう

 

上記の通り、爪を痛めるだけでもパフォーマンスに与える影響は甚大です。

週末の試合だけでなく、日々のトレーニングを定期的に行うユース、ジュニア年代の選手にとっては、成長期というフェイズもあいまって爪のケアは軽視せずに行いたいところです。

 

サッカーと爪-サッカーというスポーツの特性

サッカーは足を使って行うスポーツの代表格として、爪のケアが特に重要です。

ボールを蹴る時はもちろん、走る際にもシューズとの接触があり、地面と接地する際に突き上げによる圧力が加わります。

特にシューズのサイズが大きい場合は、動くたびにつま先がシューズにあたり爪にストレスが掛かりますし、逆に小さいサイズを履いたままプレーしていると、高い外圧にさらされて爪が変形してしまう恐れも出てきます。

相手のスパイクで指先を踏まれることで爪が割れる、剥がれるなど受傷するケースもあるでしょう。サッカーというスポーツの特性上、爪にケガをするリスクは決して低くはありません。

サッカーにおける爪は、ボールインパクトの負荷、急な方向転換や細かいステップワークなどの動きの多様性による負担、スピードの急な変化や停止動作などの特性により、サッカープレーヤーには特に慎重な爪のケアが求められるといって良いでしょう。

参考:サッカー歴35年、爪のケガ歴なし、40代プレーヤーの爪

サッカープレーヤーの爪の痛み、その原因

サッカーと爪の痛みについて、原因をまとめます。

 

1. スパイクによる圧迫

きつすぎるシューズを履いている場合、足の爪が常に圧迫状態にさらされ、深刻な内出血や陥入爪を引き起こす可能性があります。特にトゥーボックス(つま先)部分の圧迫は要注意です。

内出血が起こるほどの圧迫にさらされた場合、激しい痛みと腫れによって歩くたびに痛みを感じ、試合やトレーニングへの参加も制限される可能性があります。長期化すると慢性的な爪の変形にもつながります。

 

2. 繰り返しの衝撃

サッカーは足の甲や側面を使ってキックを行うケースがほとんどであるため、キック時につま先を痛めるシーンはそれほど多く見られません。

ただシュートやパスの際、当たり所が悪ければ、爪が徐々に剥離したり変形したりする危険性があります。ボールではなく、相手選手や地面を蹴った場合につま先を痛めるケースも見られます。

このような時に受けた衝撃によって、爪の変色や厚みの異常な変化が見られ、軽く触れただけでも強い痛みを感じる症状が現れます。

放置すると症状が悪化し、完治までに長期間を要する場合があります。

 

3. 急な方向転換での負荷

ドリブルやターンなど、素早い動きの際に爪が前方に強く押し出されることで、爪床から剥がれてしまう危険性があります。

雨天での試合や凹凸の多い天然芝など特にピッチのコンディションが悪い場合は、負荷が増大します。

爪床から剥がれるなどのケースでは爪の付け根に鋭い痛みが走り、深刻な場合は出血を伴うこともあります。この状態でプレーを続けると、より重症な爪の損傷を引き起こす可能性が高まります。

約半年間かけて、元の状態に戻りました。

 

4. 爪を伸ばしっぱなしにしている

爪が長すぎる場合はプレー中の衝撃で剥がれやすく、逆に短すぎる場合は過度な圧迫により痛みが生じやすくなります。

また、不適切な爪切りによって角質が厚くなったり、爪が変形したりする可能性もあります。

爪の端が靴下に引っかかることでめくれたり割れたりした場合、爪が次第に変形し、プレー中の不快感や痛みの原因となります。またキズが化膿し、感染症のリスクもあります。

 

サッカープレーヤーのための効果的な爪ケア方法

 

最後に、サッカープレーヤーに実践してほしい爪のケア方法を紹介します。

 

1. 日常的なケア

    – 爪は定期的に適切な長さにカット(週1-2回程度)

    – 爪切り後はヤスリで表面を滑らかに整える

    – 保湿クリームで爪と周囲の皮膚を保護

 

2. スパイク選びとフィッティング

    – つま先に適度な空間があるサイズを選択

    – 試合用と練習用で複数足を使い分ける

 

3. 予防的なケア

    – 練習前後のテーピング処置

    – 爪の状態を定期的にチェック

    – 異常を感じたら早めに専門家に相談

 

これらのケアを継続的に行い爪のトラブルを予防して、試合でも最高のパフォーマンスを発揮しましょう。