2025.10.18

爪と指先の関係|“製造→出荷”で考える

爪は「製造→出荷」で考える

爪は根元の①爪母(製造工場)で作られ、②先端へ出荷されます。
出荷後の爪は死んだ組織なので、亀裂・割れ・凹凸・層はがれが起きても爪そのものを修復することはできません。

では、何が品質を保つのか。答えは爪周囲(甘皮・側縁・爪周囲)の皮膚です。
ここが十分に潤い、爪と皮膚が密着していれば、出荷された爪は安定して前進します。
トラブルが出たときは、良い爪を早く“新規出荷”させて問題部位を先端へ押し出すかが大事です。

 

工場(爪母)のエラーと対処

・エラーが起きると:凹凸・薄い/割れやすい爪が生える。重い損傷では爪が生えてこないことも。

・主な原因:血流低下、乾燥、反復的外力、溶剤・洗剤、睡眠不足、栄養不足、ストレス。

・整えると:工場が再活性化し、次に生える爪の質が上がる。※完全に工場が壊れると再生困難な場合あり。
・守るべきゾーン:爪母(甘皮から2〜3mm)は普段から刺激しない。

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