2025.05.30
【活動報告】T高等学校への定期訪問
先日、T高等学校にて定期訪問を行い、野球部の選手たちに爪ケアとプロテクターの個別指導を実施しました。
最寄り駅の改札で、ふとツバメの巣を見つけました。
命をはぐくみ、守るその姿に、私たちの活動──“爪を育て、守る”というテーマが重なり、深く印象に残る一日となりました。
今回は、これまでフォローしてきた選手7名の定期的なケアに加えて、
新しく入部した1年生5名にも「爪がパフォーマンスに与える影響」「爪の本来の働き」についての講義を実施。
1年生たちは初めて聞く話に真剣に耳を傾け、興味を持った数名にはその場で爪プロテクターの試着も行いました。
また、競技中に使うロジンが指先や爪に残ることによるトラブルを防ぐため、
専用のクレンジングクリームも提供しました。
石けんでは落としにくいロジンをしっかり落とすことで、その後の保湿剤の吸収力が大きく高まります。
今回提供したロジン除去クリームと保湿用ミストは、選手全員が日常的に使えるよう、手洗い場に設置していただくことになりました。
さらに、爪の状態や乾燥が気になる選手には、個別に保湿ケアとマッサージ方法の指導も。
授業の合間にコツコツ積み重ねることも伝えました。
見えない部分のケア、そして見えない時間の積み重ねこそが、プレーの質を支えます。
爪を守ることは、自分の身体を武器として最大限に活かすための第一歩です。
今後も、こうした訪問活動を通じて、選手たちのパフォーマンスを「爪から支える」取り組みを続けてまいります。