2025.10.15

継続指導を受けた選手47名のアンケート結果(第2報)

継続指導を受けた選手47名のアンケート結果を公開

期間内に継続フォローを受けた高校硬式野球選手47名を対象に、爪と指先ケアに関するアンケートを実施しました。結果は以下の通りです。

サマリー(主要指標)

爪への意識向上:100%(「とても高まった」81%/「少し高まった」19%)

状態改善:100%(「とても良くなった」64%/「少し良くなった」36%)

パフォーマンスに役立った:97%(「とても役立った」54%/「少し役立った」43%)

ケア継続意欲:100%

専門家への相談機会が必要:97%(「ぜひ必要」47%/「あった方が良い」50%)

自由記述

・しっかり“爪にかかる”ようになり、リリース時に力が入るようになった。
・ボールのかかりが良くなった。
爪が割れる不安が減り、全力で投げられる・送球が強く安定した・上に抜けることが減った。
・スナップスローの距離が伸びた・以前より遠くに投げられると体感した。

・足の爪の痛みがなくなり踏ん張れるようになった。
・血まめができなくなった。
割れにくくなり投げやすい。
・ケアを続けて常に良い状態を保てるようになった。
投球時に爪を気にせず集中できるようになった。

 

調査概要

対象:継続指導を受けた高校硬式野球選手

人数:47名

方法:無記名アンケート(選択式+自由記述)

目的:継続的な爪・指先ケアが意識・状態・プレー感覚に及ぼす影響の把握

 

結果詳細(グラフ)

「爪への意識」「爪や指先の状態」「ケアの継続意欲」

「パフォーマンスへの影響」「情報の有用性」「相談機会の必要性」「1回の訪問頻度満足度」

※グラフは上部画像をご参照ください。

 

まとめ

爪・指先ケアは意識の変化→日々の行動→状態改善→プレーの安心感という流れで効果が表れ、継続的な伴走(相談相手の存在)が効果維持に不可欠であることが示唆されました。

そしてこの活動は、単に爪を健康にするだけではありません。

これまで意識が向きにくかった体の小さな部位=細部に注意を向けることで、気づく力が育ち、日々の微細な変化を捉えやすくなります。

さらに保湿やマッサージ、長さ管理を毎日コツコツ続ける習慣はそのまま自己管理能力の向上につながります。

細部に気づける選手は、相手のフォームの微差や守備位置の小さな変化にも敏感になり、一歩先に動ける判断へ結びつきます。

競技力と教育の両面から、指先・爪のケアは意味のある取り組みだと感じています。

 

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